家出のその後
元日に家出をしてから1ヶ月以上が経った。
(家出の経緯についてはこちら)
東京に帰ってきてから、色んな人が声をかけてくれて
話を聞いてくれたり、慰めの言葉をかけてくれたり、
知恵を貸してくれたりしてくれた。
中でも一番心が救われたのが、
親と絶縁した経験のある友達から言われた
「自分の心の居場所がどこかを理解するようにしたほうが良いよ」というアドバイスで、
小さいときからかけられ続けてきた親の言葉は、
呪いのように強いから、考えに考え抜いて勇気をもって決断しても
親の刷り込みによって気持ちが揺れてしまう。
だから、どこにいたいか誰と居たいかを思い出すことが大事だよというものだった。
実際、必死の思いで家出して東京まで逃げてきたのに、
その当日に家までの電車に揺られながら、"戻らなければ""私は間違っている"と
自責と後悔の波が来て苦しくなっていたので、
友達からのこの言葉で波が来てもかわせるようになってとても救われた。
今でもたまにつらくなってどうしようも無くなる時はあるけど、
彼女と一緒に幸せに生きることだけを考えられるようになったから、
これまでのどの時よりも心が軽くて、生き生きと日々を過ごせるようになってる。
家出の三日後に、母親から年賀状が届いた。
これは、大晦日に突然年賀状を書きたいと言い出した母のために
私が何軒も店を回って手に入れた年賀はがきなので、
書いたタイミングはわからないけれど
少なくとも投函したのは私が家を飛び出した後だとわかる。
罵詈雑言を浴びせて、怒鳴って否定した後に
こんな手紙を送れる神経がさっぱりわからずぞっとした。
その後、1月の2週目の火曜日に
東京に住む叔母が私のマンションにやってきて
とても話せる心境ではなかったし
引っ越しのダンボールを見られたら新しい住所をしつこく聞かれることが目に見えていたし
何より、半同棲の彼女を真冬のベランダに隠すわけにもいかないので
呼び鈴にも応じず、部屋の電気を切って、ドアチェーンをかけて
面会謝絶の意を表したのだけど、全く通じず
母に言われて渡していた合鍵で
オートロックを開けて部屋まで来て、何度も何度も何度も呼び鈴を鳴らし続けて
ドアチェーンのせいで入れないドアの扉を
開けたり閉じたりバタンバタンと大きな音をたてて
借金の取り立てのようだった。
20時半に来てからずっとこの調子で、マンション中に響く騒音をたて続けて
1時間後の21時半に帰っていった。
それから数日間、帰ったら叔母が部屋で待っているかもしれない
また、夜に来て怒涛のピンポンとドアバタンバタンをやられるかもしれない。
という気持ちで家に帰るのが怖かった。
幸い、その週の土曜日に引っ越せたので、
親族の誰も知らない、安全なところへ身を隠すことができた。
引っ越してからは家族と完全に縁を切るために
役所や警察署、女性人権センターに通って手続きを進めた。
そんな中、前の物件の管理会社から電話が来て
出てみたら、母が管理会社に対して物件の退去時の立ち会い日を教えるように
幾度となく連絡をしていて、個人情報なので伝えられないと断ると母なのになぜ教えられないのかと語気を強め、声を荒げてしまうので困っているとのことだった。
ご迷惑をおかけしていることが恥ずかしくて
これ以上担当さんの仕事を増やすようなことはしたくないと思ったけど
立ち会い日に押しかけられたら身を守れる自信がなかったので
担当の人と警察署の方に知恵を貸していただいて様々な案を練った結果
親が来れないであろう直近の平日の朝イチに立ち会いを行うことにして
無事に済ませることができた。
叔母が部屋に押しかけてきた日以降
親だけでなく、親族全員の電話やLINEをブロックして
連絡が取れないようにしていたので
誰からの連絡も知らずに済んでいたのだけど
ある日PCを開いたら、なぜかショートメールだけはPCに届いていることに気付いてしまって、
叔母や母からの執拗な責めの言葉が目に入った。
メッセージの一部(下から上に読んでください)
↑叔母からのもの。
家族ラインでしかカムアウトしてないのに、叔母にアウティングされている。。
↓母からのもの(マミィ:祖母 翔:私の弟)
論点がぐちゃぐちゃで
留学の件は年末に否定されたのに行かせようとしてきたり
家を出るなら学費を返せと言ったり
懺悔しているのかと思ったら
ただの嫌味だったり
端的に言ってこのメッセージは"吐瀉物"
確かに大学まで行かせてもらったのは有り難いとは思うけど、
実父と結婚したことも、産んだことも、離婚したことも、再婚したことも、私に習い事をさせたことも、中学受験をさせて私立の進学校に行かせたことも、指定校推薦で私立の大学に行かせたことも、全部母が決めたことなのに、全ての責任を私に求めるのはめちゃくちゃすぎる。
百歩譲って、養育費将来的に返済させるつもりなら
最初からそう言ってくれれば違う選択をしたのだけど。
母は再婚相手のことしか考えられてなくて、
養育費を返せと言うのも、母の連れ子のために養父となって
養育費を出してもらったのに、連れ子が騒動を起こして顔向けできないから
私に責任を負わせようとしているだけなんだろうと思う。
養父からの虐待について伝えたのに、娘の心身より自分の夫のことが大事で、
夫婦関係を守るために保身に走っているようにしか見えない。
それはそれでいいので、頼むから放っておいてほしい。
ー彼女のお母さんに、私の母がアウティングした事件と
その日の夜の母との電話、祖母との電話については別日に書きますー