【CAFUNÉ】

おしゃかなべいべーな日々

カウンセリングを受けてきた話

先日初めてカウンセラーへ相談に行ってきた。

 

英ドラマの「SHERLOCK」の中で、

ジョン・ワトソンがカウンセリングを習慣的に利用しているのが印象的で、

いつか心が無理になったら行ってみたいと思っていた。

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ちょっと前に色んなことがあって、苦しくて

今だ!と思ってカウンセラーへ飛び込んだ。

 

予約まで期間があったから、最初に抱えていたいくつかの問題は許せるくらいに薄れていっていて、さて、どうしようかと思った。

こうなると目先に表れている話しやすい悩みではなくて、

奥にある核となる部分を話さなければならなくなる。

 

私は割と頻繁に気が沈む質で

夏は身体の疲れから気落ちするし、冬は冬季鬱になる。

一番酷かったのは高校生の3年間で、外からの刺激に過敏で、光も音も受け入れられない日が多くあった。

けれどなぜ困ってるのか、なぜここまで苦しいのかをどんなに信頼している人にも話せなかった。

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カウンセリングが始まると私はいくつかの問題について話した。

もやもやした思いを言葉にすると、カウンセラーの先生が整理して聞き返してくれる。

それをしばらくやっていたら、あ、今なら話せるかもしれないと感じて、少しずつ全ての大本になってるのであろうことについて吐露した。

 

私が話す内容に、カウンセラーの先生は驚いた様子で、短く口で息を吸った。

私が何かを言うたびに整理の為の質問をし、同意の相槌を打ってくれた。

そして、「これが正当な怒りなのかがわからなくて苦しい」と私が言うと「真っ当な怒りですよ。よくここまで頑張りましたね」と言ってくれた。

 

カウンセリングからの帰り、

誰にも言えなかった事が言えた喜びと、

私が悩んでいたのは、私がおかしかったからではないということがわかった開放感でとても楽になった。

他者に話せたと言うことは、もう他の人にも話せるのではと思ったけれど、

その後も話そうとすると身体が拒絶したので、

やはりカウンセリングを受ける空間で、カウンセラーが相手だったから話せたのだと思う。

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日本ではカウンセリングと言うと社会生活に支障をきたすほど心が壊れてから行くようなイメージがまだある。

でも、海外ではカウンセリングはマッサージへ行くのと同じ感覚で、疲れたらふらっと行くと聞くから、

もっと色んな人が気軽に行けるようになったらよいのにと思った。

 

ただ、まだ1回目で、今後通うことでの不安は色々とあるのでまた気が向いたら続きを報告しようと思う。